〜仏像彫刻に魅せられて〜 渡邊賢二 展
【開催情報】〜仏像彫刻に魅せられて〜 渡邊賢二 展|中央工学校21号館 STEPコレクションルームにて開催中[入場無料]
東京都北区王子の中央工学校21号館 STEP 1F コレクションルームにて、仏像彫刻展「〜仏像彫刻に魅せられて〜 渡邊賢二 展」が開催されています。 会期は2026年11月5日(木)から11月17日(火)まで。入場は無料です。
中央工学校の夜間建築科を卒業し、都立高校教員を務めながら独学で仏像彫刻の道を究めてきた渡邊賢二氏。
本展では、楠(くすのき)の寄木造りで精緻に彫り上げられた十二神将像をはじめ、長年の制作活動で生み出された迫力ある木彫彫刻の数々が一堂に展示されています。
ものづくりの伝統と情熱が宿る展示空間の魅力を詳しくご紹介します。
展示の見どころ
- 迫力満点の「木彫 十二神将像」 会場に足を踏み入れると、ずらりと並ぶ十二神将像の堂々たる姿が視界に飛び込んできます。 各像は楠の寄木造り・左右矧ぎ・内刳り(うちぐり)といった伝統技法を用い、像高約100cmのスケールで彫り込まれています。甲冑の質感やたなびく衣の躍動感、一体ごとに異なる豊かな表情は圧巻です。
- 仏像への親しみやすさを届ける解説パネル 会場内の各作品の前には、丁寧な解説パネルが設置されています。「薬師如来は院長先生で、日光・月光菩薩は昼夜の看護師さん、十二神将は患者と病院を守るガードマン」といった、子どもから大人まで誰でも直感的に理解できる親しみやすい解説が添えられており、仏像に詳しくない方でも深く楽しむことができます。
- 独学で切り拓いた木彫の世界 プロの職業仏師ではなく、教員生活の傍ら「自らの探究」として独学で彫り続けてきた渡邊氏の歩み。会場受付には、これまでの創作過程や工夫をまとめた著書『仏像彫刻体験よもやま話』や『仏像彫刻まなざし作品集』の見本も置かれており、ものづくりにかけた歳月の深さを感じることができます。
作者プロフィール
渡邊 賢二(わたなべ けんじ)
・1941年1月1日、山形県長井市生まれ。
・都立世田谷工業高校、都立荒川工業高校、都立工芸高校などで長年にわたり教鞭をとり、工業教育
・ものづくり指導に尽力。2001年にはクラス全員で神輿づくりに挑戦し「東京新聞教育賞」を受賞。
・1989年、中央工学校夜間建築科を卒業。
・高校教員を務める傍ら、独学で木彫・仏像彫刻を追求。1979年に東京都教職員美術展で奨励賞・教育委員会賞、1981年に日府展新人賞を受賞。
・1991年に創型会へ推挙、2003年同人推挙。創型展において選賞3回、創型会賞、記念大賞など多数の受賞歴を持つ。
・池袋サンシャイン文化センター講師や練馬工業高校市民講師などを歴任し、彫刻教室「木姿会」を主宰。
・2023年〜2025年にかけて『仏像彫刻体験よもやま話』『仏像彫刻まなざし作品集』を出版。近年も王子飛鳥山芸術祭や遍照院(埼玉県久喜市)など精力的に作品発表を続けている。
開催概要
・展覧会名:〜仏像彫刻に魅せられて〜 渡邊賢二 展 ・会期:2026年11月5日(木)〜 11月17日(火) ・開館時間:9:00 〜 17:00 ・休館日:11月7日(土)、8日(日)、14日(土) ※11月15日(日)は特別開館(10:00 〜 16:00/渡邊賢二氏が会場に常駐予定)
・会場:中央工学校21号館 STEP 1F コレクションルーム
・住所:東京都北区王子
・入場料:無料 ・主催:渡邊友尚 ・企画:中央工学校 STEP ・運営:渡邊賢二展実行委員会 ・お問い合わせ:中央工学校 STEP事務所(2F)斉藤まで
近隣にお住まいの方や王子駅周辺にお越しの方は、ぜひお気軽に足をお運びいただき、木彫彫刻の温もりと力強さを間近でご体感ください。

